美容室の鏡が苦手でさ。
こっちは美容室終わったタイミングで100点になりたいの。100点にするために髪以外はもう最大限善処してっていうか今できる精一杯、顔面は100点に作って臨んでるのに何だね、美容室の鏡の前に座ったら100点じゃないの。思ってたのと違う。これじゃ美容室終わっても100点にならない!
なんなの美容室の鏡、真実を映さないで、夢だけ見ていたいの鏡よ鏡、世界で一番じゃないのはわかってるから、アン・ハサウェイとかいるから、世界で一番じゃないとしてもどう? 悪くはないでしょ? おい答えろよ鏡、悪くないって言って。可愛いって言って。
だから美容室の鏡はできるだけ見ないように、オーダーしたら速攻でタブレットで雑誌見てる。今日はNewsweekずっと読んでた。幸いなことに担当してもらってる美容師は全幅の信頼がおけるので、もう細かいところは全部任せてる。オーダーしてからは「はい」、「大丈夫です」、「前髪もうちょい切ってください」、「冷たいお茶で」しか言ってない。ルマンドもくれた。2本。
全幅の信頼をおいているだけあって最低限のコミュニケーションで100点の仕上がりに持ってってくれるから助かる、美容室の鏡も悪くないって言ってる。可愛いって言えよ。
4時間かけてハイライト入れてピンクブラウンの髪にしました。
こうやって髪色変えたりピアス開けたり、タトゥーは入れたいと思って入れられないんだけど、自分にとってはこういうの全部アーマーになってるんだろうな。心の。自信がないからね。自分に。
私は気が弱いし、身長の割に存在感は無いし、未だに渋谷は怖いし、でも外見を自分の好きなように、思ったような外見に近づけると、少しだけ、こう、ちゃんと主張ができるようになる。主張ができる人間を演じることができるし、周囲も外見から、なんとなく主張してくるタイプの人間って認識してくれる、少なくともお仕事の上では。舐められない。
外見で何かを表すことって大事なんだなと思う。どうしたって長く深くコミュニケーションできる相手ばかりではないから、ある程度見た目で自分はこういう人間なんだよ、って伝えることをしないといけない、それは可愛くなりたいとか、そういうこととは違くて、表現の一つとして必要なんだなって思います。それはそれとして可愛くなりたい。ねえ鏡? 可愛いって言えよ。