一進一退、というより少し調子に乗っていた。
服薬を3週間ほど続けて精神はだいぶ安定してきたという自覚があって、そこで調子に乗って服薬を止めた。薬に頼り続ける怖さがあったことも事実だけど、大丈夫じゃないかと楽観的に考えていた。結局服薬を止めて5日間、状態は順調に悪化し、服薬を再開した。
すぐに調子に乗る。
再開してすぐに回復してきて、しばらく服薬していれば大丈夫かなと思っていたが、応募していた求人に落ちた連絡が来て、一瞬で崩壊した。ちょうど豚汁が飲みたくてコンビニに行っている時だったので、買って帰って泣きながら豚汁を飲んだ。
もうすぐ一ヶ月になる。一ヶ月前、仕事を辞めた自分を、泣きながらおにぎりを食べていた自分を肯定してあげたい、生きるために最善の選択だったと言ってあげたいと思っているが、まだできていない。情けない、もっとできたはずと思っている。これは、今までの自分の感覚なんだろう。自分に対しても他人に対しても、そうやって思っていたっていうこと。
仕事をしていればやらなければいけないこと、応えなければいけない期待は止むことなく向かってくるし、そんな中で感覚はどんどん麻痺していったんだろうな。前職はプレッシャーの強い会社ではなかったけど、中ボスが目の前にいるか、歩く度にダメージの入る呪いの装備を付けているかの違いくらいで、蓄積ダメージは喰らい続けてたってことなんだと思う。回復役の大事さよ。自分にも他人にもそれが大事だって気づけたのはせめてもの救いなのかもしれないね。
大丈夫じゃないと書き続けてるのはアピールではなく、こんなところでアピールしてもしょうがないので、これは自戒のためで、今は自分に言い聞かせることが必要。すぐ調子に乗るから。また完全に調子に乗った自分も見てみたいけど、きっとこれからはずっと、「おかしいのは自分だよ」と心のどこかで思ってるんだろうな。それがいいと思う。
豚汁は泣いて食べても美味しかった。晩秋になったら鍋いっぱい作りましょう。おにぎりも握って、その頃には笑って食べていられるように日々をやっていきましょう。我々には日々をやっていくことしかできないので。